アレルギー性鼻炎とは、身体のアレルギー反応によって生じる鼻炎（鼻水、鼻づまり、くしゃみ）のことを指します。
このアレルギー性鼻炎には主に以下の２種類に分かれます。
季節性はスギやヒノキの花粉によって起こるアレルギー反応で通年性はダニをはじめとするハウスダストなどによって起こるアレルギー反応です。
鼻以外にも、目のかゆみが現れることもあります。
季節性アレルギー性鼻炎の原因となる花粉は春のスギやヒノキが有名ですが、実はそれ以外の花粉も夏・秋・冬に飛んでいます。よって、春以外の季節でも季節性アレルギー性鼻炎になることはあります。
京都府をはじめ関西圏では、2～３月に花粉の飛散がピークを迎えるスギや、4月にピークを迎えるヒノキの他、秋のブタクサやヨモギの花粉にも注意が必要です。
通年性アレルギー性鼻炎の主な原因であるハウスダストとは、人やペットのフケやダニ、カビ、細菌などが混合したもののことを指します。その中でもダニは夏に繁殖して、その夏に増えたダニの死骸やフンがアレルゲンとなるため、夏から秋にアレルゲン量が増加します。よって、ダニアレルギーの方は、秋口に症状が悪化すると言われているため注意が必要です。
季節性、通年性のどちらのアレルギー性鼻炎においても、アレルギー症状が強い方ですと日常生活にも支障をきたします。
薬を飲めばましになるものの、服用によって症状を抑えているだけで根本的な解決にはなっていないのが現状です。
更に、眠気などの副作用に悩まされる方も少なくありません。
そこで当院でお勧めしているのが『舌下免疫療法』です。
舌下免疫療法の治療対象となるのはスギとダニに限定されますが、アレルギー性鼻炎でこの２つのアレルゲンに悩まされている方は多いです。
舌下免疫療法はアレルギー反応を起こす体質から改善していく治療方法ですので、
治療を続けることで、抗アレルギー薬に頼らずとも花粉やハウスダストに悩まされない体質づくりを行えます。
当法人は向日市・京都市伏見区にそれぞれクリニックを構え、JRや阪急、京阪から幅広くアクセスも良好なことから京都や大阪の各地から耳・鼻・喉に関するお悩みを抱えた患者さんにお越しいただいております。 ダニなどのハウスダストや花粉によるアレルギー症状にお悩みの方は一度当院へご相談ください。
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