舌下免疫療法の流れ

舌下免疫療法を開始するにあたって

舌下免疫療法はアレルギー症状に対して体質から改善していく治療法です。 治療期間は長いものの、下記のような魅力があります。

アレルギー症状が完治するケースがほとんどとまでは言えませんが、「少しは改善した」という方も含めると約8割の方に効果があります。

舌下免疫療法の治療の流れ

当院で舌下免疫療法を受けていただく際の治療の流れをご説明します。

  • 1回目
    初回診察
    (問診、診察、検査)
  • 2回目
    検査結果のご説明
  • 3回目
    舌下免疫療法開始
    (試験投与)
  • 開始から1ヶ月
    週1回の診察
  • 1ヶ月目以降~
    定期受診
    (1ヶ月毎に1回受診)
    オンライン診療も可

1回目:初回診察(問診、診察、検査)

アレルギー検査のための採血

初回診察では、現在お悩みの症状が舌下免疫療法に適応するかどうか診察します。

舌下免疫療法が適応する症状はスギ又はダニによるアレルギー症状のため、 「アレルギー検査」によってアレルギー症状の原因を調べます。

また、気管支喘息やがんなど免疫系の疾患をお持ちの方は舌下免疫療法を実施できない場合もあるので、このタイミングで判断させていただきます。

2回目:検査結果のご説明

検査結果を患者に説明する医師

アレルギー検査の結果をご説明させていただきます(初回診察から約1週間後)。

この検査にてアレルギーの原因がダニ又はスギであった場合、舌下免疫療法について詳しく説明します。

この説明を聞いた上で舌下免疫療法を開始するかどうかご判断いただきます。

3回目:舌下免疫療法開始(試験投与)

舌下免疫療法の錠剤を口にふくむ風景

この日から治療を開始します。

舌下免疫療法はアレルギーの原因物質(アレルゲン)を体に投与する治療ですので、症状は出て当然です。ただし、万が一、症状が強く出た場合にはしかるべき処置が必要になりますので、初回投与をしてから30分間はクリニックで様子を見させていただきます。

30分経過しても問題がなければ帰宅していただいて問題ありません。
翌日からはご自宅で、ご自身で治療(薬の服用)を開始していただけます。

開始から1ヶ月:週1回の診察

医師による患者のカウンセリング風景

初めの1ヶ月間は週1回、通院していただき主に下記の内容を確認します。

  • ・正しい方法で薬の投与ができているか?
  • ・副作用はでていないか?
  • ・治療の継続にあたって問題はないか?

最初のうちは薬の投与によって現れる症状や毎日の薬の投与の面倒くささに嫌気を感じられる患者さんもおられますが、習慣になってしまえば日常生活の一部となります。 最初の1ヶ月目が肝心なので、通院していただきながら治療を継続できるようサポートしていきます。

1ヶ月目以降:定期的な診察

いけぶちクリニック外観

定期受診として1ヶ月に1回の受診で問題ありません。
定期的に様子を見させていたただき薬の服用量を 患者さんお一人お一人の体調に合わせて調整します。

※当院ではオンライン診療も実施しています。

通院が難しい、平日の空き時間に診療をしてほしい時は オンライン診療をご活用いただけます。 ただし、3ヶ月に1回は当院へ受診していただくことをお願いしております。

当院のこだわり

当院ではダニとスギの両方にアレルギーを示す患者さんに向けて、どちらか片方ずつではなく、同じタイミングで両方の治療を実施しています。
まずはダニの舌下免疫療法を開始し、1カ月以上経ってからスギ花粉の舌下免疫療法を開始します。
同時に2種類の薬を服用することで副作用がきつくなるケースは非常に少ないのでご安心ください。

いけぶちクリニック

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