日帰り手術に関して
昔は手術といえば、入院や大規模な検査など軽々しく行えるものではありませんでした。
しかし医療技術の発達とともに、近くの病院やクリニックでも日帰りで受けられる手術技法や医療機器が開発されました。
これにより、患者さんの経済的・身体的負担が比較的軽減され、つらい症状を我慢して過ごす必要が減りました。
多くの人が悩んでいる、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎でも日帰り手術として受けられるものがあります。
当院は京都府向日市(最寄り駅は阪急京都線洛西口・JR京都線桂川駅)にて、各種日帰り手術を行っております。
麻酔に関して
日帰り手術の麻酔は大きく分けて2つあります。
全身麻酔と局所麻酔です。全身麻酔のメリットは、痛みと意識を取り除き、手術が安全・円滑に進められるという点です。
一方で、全身に影響があったり、麻酔薬を大量に使うため、
肺や心臓・肝臓・腎臓に問題がある場合は、手術を受けられないこともあります。
また、出血が多く、麻酔をかけると目を覚ますまでに時間が掛かり、手術後にすぐ帰宅できないというデメリットもあります。
局所麻酔は、手術を行う患部のみに麻酔をかけるものです。
メリットとしては、麻酔時間が全身麻酔よりも短く、出血が少ないことです。
また一部の手術では、全身麻酔をする程でもないが麻酔が必要な手術では、局所麻酔は非常に便利な麻酔です。
しかしこちらも、手術や痛みに対する恐怖心の強い方は難しいというデメリットはあります。
全身麻酔・局所麻酔のメリット・デメリット一覧
局所麻酔 | 全身麻酔 | |
---|---|---|
メリット | ・出血が少ない ・麻酔時間が短い |
・痛みと意識がないので手術がスムーズに受けられる |
デメリット | ・手術や痛みに対する恐怖心の強い方はおすすめできない | ・出血が多い ・心臓や肺に病気をお持ちの方は受けられない可能性がある |