睡眠時無呼吸症候群と生活習慣が関係するの?と不思議に思われるかもしれませんが、 生活習慣は睡眠時無呼吸症候群を発症する原因にもなるのです。
など思い当たる節がある方はおられませんか? 上記の項目で2つ以上該当する場合は要注意です。
実際に、睡眠時無呼吸症候群の患者さんの中には生活習慣が原因で起こる生活習慣病(動脈硬化・糖尿病・高血圧など)を合併しておられる方が少なくありません。睡眠時無呼吸症候群の改善を図るべく、生活習慣の見直しと改善をしましょう。
睡眠時無呼吸症候群に関与する生活習慣として4点ご紹介します。
仰向けの姿勢で寝ると舌の根元や首回りの筋肉が重力で下がるため、空気が通る気道が塞がりやすいです。そこで、寝ている姿勢を横向きにすると気道の塞がりを改善することが出来ます。
ただし、寝ている間に無意識のうちに寝返りをうって仰向けになってしまうこともあります。その場合は、寝がえり防止クッションやボールなどを背中側に置いておくこという対策もあります。
首回りの脂肪が増えると脂肪によって気道が狭くなってしまいます。実際に睡眠時無呼吸症候群の半数以上の人が肥満とも言われています。
睡眠時無呼吸症候群の方は日中に眠気を感じることが多く、運動する機会が少ない傾向にあるため減量が困難こともあります。
一時的な減量ではなく継続的に適正体重を維持するためにも、食事内容の見直しや運動習慣の定着など、一緒に無理のない減量計画を練っていきましょう。
喫煙は喉の炎症を起こす他、血中の酸素を低下させるため睡眠中の無呼吸を誘発させます。
喫煙は睡眠時無呼吸症候群だけでなく肺がんなど他の病気の原因にもなりますので、禁煙をお勧めします。禁煙外来などをお探しの場合もご相談ください。
飲酒や精神安定剤などの薬の服用をすると喉周りの筋肉の緊張が緩まるため、通常の睡眠時よりも更に喉周りの筋肉が下がり、気道が塞がれやすくなります。
また、お酒や精神安定剤など薬は脳の働きを鈍くするため、無呼吸状態の際に脳から送られる呼吸の指令が出にくくなり長い時間の無呼吸が増加します。よって、深夜や寝る前の飲酒は極力控えていただくことをお勧めします。
ただし、薬に関しては服用が必要な場合があるため、自己判断で服用を中止するのではなく、主治医に相談をして服用量などを相談するようにしてください。