喉や鼻の構造や粘膜の問題で、呼吸がしづらくなり睡眠時無呼吸症候群を発症している患者さんに対して有効な治療方法として手術療法があります。
などの症状がある方は、そもそも喉や鼻の構造に問題がある可能性があります。 その場合、薬などで一時的に症状を緩和させることは可能ですが、手術によって根本的に治療することができます。基本的に手術は日帰りで実施できます。
歪んだ鼻中隔の中にある軟骨(骨)を抜き取り真っ直ぐな鼻中隔にすることで、 鼻から吸い込む空気の通りを良くする手術です。花粉症などのアレルギー症状に関係なく常に鼻づまりを起こしている方はこちらの手術をお勧めします。
※15歳以下の方は骨や軟骨が成長期となるため、この手術は受けることができません。
下鼻甲介骨という鼻の両側の壁にある突起物を小さくする手術です。下鼻甲介骨が大きいと鼻の空気の通りが悪くなります。そのため、この骨を取り出して下鼻甲介の大きさを小さくします。 本手術は(1)の鼻中隔矯正術と同時に行うことが多いです。両方することで、より鼻の通りが改善されます。
口蓋垂(のどちんこ)、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を切除して、気道を広げる手術です。術後に痛みを伴うこともあり、数日間の入院が必要となります。当クリニックでは実施していないため、診察にてこちらの治療法が有効だと判断した場合は、他院を紹介させていただきます。